子育てそれぞれ!

子育て

高校時代の友人ふたりと久々に会ったのを期に、改めて子育てを考えてみた。

一人は学生時代から成績優秀で、キャリアをきちんと積んでいて、子供にもお金をかけて塾に行かせ中学受験を成功させている。世界を広げるために色んな変わった人に合わせたり、一流のご飯を食べさせたりしている模様。

もう一人は母として子供に愛情をたっぷり注ぎ、美味しい手作りご飯で食育し、優しい子たちを育て、スポーツに打込む子供達を全力でサポートしている。子供たちは母親の愛情をひしひしと感じてるに違いない。

どちらもいいな、と素直に思った。だけど真似できない私には・・・私が出来る子育てってなんだろう?改めてじっくり考える機会を得た。

私の理想的子育て環境は、小さい時はなるべくそばに居られてとにかく存在そのものを認めてあげる事、小学生くらいになったらべったりではなく、本人の意思で育っていってもらいたい。この幼児の時期に何をするかが結構重要だなと思っている。自分で人生を決められる様に育てる事に全精力を注いでいると言っても過言ではない。小さいうちから足し算が出来るとか、世界の国旗を覚えさせると言った学習的な事はもっと後になってからで良く、何なら興味持たなければさせなくても良いと思っていて、上の娘の時も色んな所に連れて行って経験させたり、親が一方的に最良の物を与えてやらせるのではなく、本人が何をしたいのかを聞く様にしてきたつもり。だけど、やっぱり周りからドリルをプレゼントされたり、お風呂場にあいうえお表を貼られたりして、私の意図とは反するけれど、そう言う教育もあるだろなくらいに受け入れている。そして本人の資質や性格によっても、合った方法は違うのだろうな、まだよく分からないけど・・が本音。

上の娘はとにかく指示を求める。洋服一つ選ぶにも、教えてーと言ってくる。自分で考えなよと言うと困り顔で泣き出す始末。なので、今日の天気はどうなの?公園に行くのかショッピングに行くのか家に居るのか、それならどう言う服がいいと思う?と聞くと的確な洋服を選んでくる。対して下の息子、一度も聞いてこない。何も考えずにとにかく自分の好きな服を着る。ちょっとあったかい日に裏起毛のパンツと大好きな恐竜のトレーナーと言った具合に。一応その服だと暑いんじゃない?と言ってみても、「まー、いーの」と肌触りの良さを優先したりする。それならそれで良いと思う。なんならほぼ100%の確率で前後反対に来ていて、指摘すると「まーいーの」と。ウケを狙ってるんじゃないかと疑っている、笑。そして汗だくになって初めて、暑い日には涼しい服を着ようって思うんじゃないだろうか?失敗したくないので先に教えて欲しい娘と失敗から学んで行く息子、それぞれの性格でそれに合わせて対応できたらなと思っている。

これを間違えて同じ様に接してしまうと、どちらかが窮屈に感じてしまうんじゃないだろうか。私はどちらかと言うと下の息子タイプなので、理解しやすいので、娘にばかり辛くあたりがちだと、常々反省。自分でやる事は得意ではないけれど言われた事はきちんと守るし、すぐには出来なくても毎日コツコツ出来るタイプ。この子はきちんと親が選んで与えてあげるのもいいのかも知れない。

わからない事だらけの子育てだけれど、全然違った子育てをしている友人と話せた事で、ますます楽しくなってきたぞ、育児!正解もないし、あってもそれを親が出来るかもわからないし、自分が良いと思ったことを全力でやってみるのみです!

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