ヨガしていたら瞑想状態に陥った話

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瞑想状態に陥るって表現があっているかは置いておいて、今日のレッスンはすごく集中していてあっという間にレッスン終了。シャバアーサナに入った途端に光がぐるぐるし始めた。私が瞑想に集中できた時に現れる指標の様なもの。
ヨガ界においてはアーサナは瞑想するための準備運動の様に言われる事がある。瞑想するための座り方が苦しくなく保てる様に、心や体を整えるためのものという事。なので普段はアーサナと瞑想を別々に考えがちだったのだけど、その二つは別々のモノではなくグラデーションの様な繋がり方をしているのかなと思う。そんな今日の出来事。

イシュタヨガと言う個を大切にすると言うヨガを受けた。生徒ひとりひとりに合わせたヨガという意味と、それを教える先生によっても全然違ったレッスンになるとのこと。なるほど。私の先生は骨盤調整や体の仕組みに詳しい様で、ヨガのポーズに入るための体のほぐし、筋肉の動かし方、意識の向け方を丁寧に説明、練習した後、完成形としてポーズに入るので、今までも何度もやってきた同じポーズなのに、全く違う感覚で行っている様な感覚になった。

クラスが始まる前に先生がボルスターと言う抱き枕みたいなのの上に仰向けに寝ていた。それを真似した一人の生徒が「ダメだ、気持ち良くて寝てしまいそう」と言ったら、「そう?すごくアクティブにやってるんだけど」と言う会話を聞いて、はっとした。動きがすごく少ないので、端からはただリラックスして寝ているだけに見えたけど、先生は微細な動きに意識を集中して動いていたのに違いない。おー、これは面白い。楽しみだ。
レッスンは、一つ一つの動きに夢中になっている間にあっという間に終わってしまった印象。ポーズとしては激しくないんだけど、すごく疲れるし、体力も気力も要した。その集中したままシャバアーサナで目を閉じた瞬間、光ぐるぐるが激しく回る。来たー!(←こう思っている時点で、修行が足りない、笑)

そして帰りにこう思った、今日のレッスンは観察瞑想そのものだったなと。呼吸を観察してから、自分の体に視野を広げ、出来ても出来なくても観察し続けていた。すると少しずつポーズが深まってゆく。周りの人はほとんど視野に入らず、先生の声と自分の体にとことん集中。なんとも心地の良い時間。質の高いレッスンをありがとうございます。

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