イヤイヤ期を乗り越えるためには

子育て

これは、息子がまだ小さかった時の話。

2歳のムスコ、イヤイヤ期真っ只中…だと思う。

何せすぐイヤと言う。美味しい?と聞くと「パン美味しい、いやー。」みたいに。単に「いや、いや、いや。」って言ってるときもある。何か促したり、訪ねたりしても、とにかく「イヤ」と言いつつ肯定することも。笑っちゃう。だってホントに嫌な訳でなく、口癖みたいに何でもイヤなんだから。

しかも2歳にしてはまだあまりおしゃべりが得意ではなく、よく「らりらりらー」みたいな宇宙語を喋る。長文で宇宙語なので一応、そうなんだーとか受けてみるんだけど、さっぱり意味がわからない。そして、上の子は殆どイヤイヤ期が無かったので、本当の所どういう物なのか分かっていない私。でも、イヤイヤ期は本当に大変と聞くけれど、基本何でも自由に彼のペースでやらせるので、実際の所そこまで手を焼いている訳ではない。ただすぐ「イヤ」と言ってくるだけなんだ、やつは。

これが仕事を持っている人だと、時間通りに行動しなくてはならないことが多いので、それはそれは大変に違いない。お出かけするよー「イヤ」靴履いてー「イヤ」コート着て「イヤ」チャイルドシートに座るのも「イヤ」とにかく保育所に行くまでにホトホト親の方が嫌になりそうだ。 私は専業主婦で時間に余裕があるので、あまり何でもダメダメと言わず、彼のペースで好きにさせることが多い。

絶対に駄目なことは

1.本人が大怪我や命に関わること(道路にとびだすとか)

2.他人に迷惑をかけること(石を投げるとか、棒で叩くとか、押し倒すとか)

この二つは全力で止めるけれど、本人が少し怪我するかも知れないくらいのことは結構見守ってやらせる。公園でもどろんこになって山道を登ったり、こけたり、時には転げ落ちたりしているのを、なるべく手を出さず見ている。でも、本当に危ないときには助けられるように結構神経をとがらせながら。とてもたくましい子で、転んでも殆ど泣かず、再チャレンジして登り切ったりする。だから、服はいつも泥だらけで小さな擦り傷やあざはたくさん。

きちんと駄目なことは駄目と言わず、好きにやらせてばかりいると我儘な子になるのではと思う人もいると思う。でも、私はそうは思わない。もちろん危ないことやいけないことは伝える。それでもやろうとすることは、やって失敗することも経験値をあげ、成功体験へと繋がると思っている。だから、やりたい放題を放置するのではなく、出来る限り見守って居るんだけど、これがなかなか疲労困憊になる、へとへとになる。そして他のママからしたら、注意もせず適当な人だと思われているんじゃないかと思う。あまり苦労が報われない感じなのだ。

でも、信じている、子供たちにはいつか伝わるって。伝わらなくても自分で考え行動出来る子に育ってくれると。 あ、それで何を言いたかったかと言うと、この育て方はイヤイヤ期の軽減にも役に立つんじゃないかと、密かに考えている。

イヤイヤ期と言うのは自我の芽生と言われている。大人の目から見た、良いこと悪いことには関わらず、自分発信で何かしたい時期なんだと思う。逆に言われたことはたとえそれが正しいことでもやりたくない。だから、靴履こうと思っていた時に「靴履いて」と言われたら、途端にやらなくなる。ママの意思により動くことになるから。とにかく、待つんだ、自分から動くまで!(と自分に言い聞かせている)

娘のイヤイヤ期にもとことん付き合ったので、本当はお買い物に行きたかったのに行けなかったり、駅から家まで20分のところ、3時間くらいかけて帰ってきたこともある、笑。葉っぱを拾ったり、アリさん観察したり、戻ってみたり・・・
家に帰りたい私の気持ちは取り敢えず横に置き、娘のやりたいに付き合ってみたのだ。

子供たちの好きにさせた日はあまりイヤイヤが酷くない。逆に時間がなくて無理やり何かをさせると、その後いつもよりわがままになったり、言うことを聞いてくれない。だから、この時期の子育てとしては、とことん付き合った方が、煩わしいことが少なくなる気がする。そんなこと言ったって、掃除も洗濯もご飯の準備もあるのに付き合ってられない!と思うかも知れない。だけど、親のペースで動かすと全力で邪魔してくるので、結果、もっと大変になりません?

部屋が片付いて居なくても、テキトーご飯でも、この時期は全然良いと思う。私はそうした。
そっちの方が私は楽だったから。

ママが楽な方を選ぶのが一番だと思う。泣き喚く子供を連れてスーパーに行くのか、今日はある物で済ませて家で平和に過ごすのか。部屋が整ってないと嫌な人は、ちょっとくらい子供が機嫌を損ねても掃除すれば良い。これは、自分がどっちが楽かで人それぞれ。どっちもはない、イヤイヤ期を迎えている場合、いろんな妥協が必要。楽をすることは悪いことではない。無理するといつか破綻する。

こうして私の場合は、(ただ家事が苦手?)あらゆる家事をテキトーに済ませ、私と子供がご機嫌で居られる方を選択してきた。子供なんて凝った料理喜ばないし、イライラするママより、楽してニコニコしてるママの方が嬉しいと思う。

我が家の場合は、いわゆるイヤイヤ期を比較的軽く乗り越えられました。でも、みんな同じ様にうまく行くとは限らないんだよね・・・でも、ずーっとは続かないので、時が過ぎ去るのを待つのが良いのかも。とにかくママが辛くない方で良いと思うよ。本当に大変な時期なんだから・・・

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