体調崩してサボったりしながらも、ほぼ毎日瞑想やっております、続いております。ある日はたと気になる事が雑念として生まれた。そもそも雑念は浮かんでも流すようにして、深掘りしてはいけないのに、気になって仕方がない。この雑念で数分は吹っ飛んだように思う、未熟者。そもそも私の瞑想は呼吸に意識を置く事が多いです。鼻から入った空気が体に入っていくのを集中して感じる事によって、それ以外の事を考えなくて良いようにする。瞑想中に息を吸うとすごくお腹が膨らんでるのを感じていたのです。もともと腹式呼吸が苦手で大きな声が出ないし、学校の授業で歌を歌うときにも、胸式呼吸しかできなかった記憶がある。多分腹筋がなさすぎたのだと思う。それが、自然とお腹が膨らんで行って、最後に少し胸も膨らむ。もしや自然に複式呼吸ができる体になったのでは?そして、あれ?お腹いっぱいに空気を入れてるの?え?腹式呼吸って胃に空気が入るんだっけ?と次々と疑問がわき、瞑想中の数分が見事に呼吸に関する雑念で吹っ飛んでしまったのでした。
これはちょっとした落とし穴だったな。そもそもヨガにおいて呼吸を感じることはとても大切で、アーサナの動きと呼吸を連動させること、瞑想では呼吸とプラーナ(エネルギー)の関係が重要なのでは?と思っている所で。その呼吸を空気あるいは酸素の通り道と考えると、鼻からすって肺に送られ、そこから血液と一緒に全身に届けられると理解していたのだけど、あれ?複式呼吸だと鼻から吸って胃に届くと言うことは食道を通っているのだろうか?とアホなことを考えてしまった。だから胸式呼吸と腹式呼吸では酸素の通り道が違ってくるの?といくら考えても分からなくなり、思考から抜け出せなくなってしまった。しばらくして我に帰り、そんなことはどうでも良いので、ただ今の呼吸を観察して瞑想を続けた。
そして後から調べた所、(普通の人は知ってると思うけど)腹式呼吸でも息が入るのは肺だった、当たり前。肺が膨らむ事によってスペースがなくなるので、お腹周りを膨らませているだけだった。そ、そ、そりゃそうだよね、常識だわっ。でも良くヨガのレッスンでは「お腹にもたっぷり空気を入れましょう」って言われない?それはあくまでイメージの話だったのね、空気は肺に入るんだよね。混乱したわ。もしかしたら、呼吸と共にプラーナを取り込んでいて、それは肺を通っている訳じゃなく、直接お腹や体に入って来ているのかも知れない。あ、あ、あ、プラーナはナディと言う通り道があるんだった。すっかり忘れていた!!ナディの存在。これはまた調べなきゃ、ざっくりとしか覚えていないけど、色々習ったはず・・・あわわわわ。その時はピンと来なくて流してしまったけど、今の私ならきっともう少し深く理解できるはず。今日も調べ物で忙しくなってしまうわ・・・。
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