タマス仲間

日々のこと。
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先日、5年ぶりくらいにヨガ友達と会ってお茶をした。彼女は現在九州に住んでいるのでなかなか会えない。旦那さんがインドに行っているので、東京に帰って来ていて会う事ができた。出会いはタイだった。ヨガを教える資格を取る為に参加した一ヶ月のコースで、たまたま同部屋だったのだ。7個も歳は下なんだけど色んな意味で対等な感じがして気が合った。そして彼女は私たちのことを「タマス仲間」と呼ぶ。

ヨガ哲学では、この世界の全ては3つのグナ(性質)が原理となって作られたと説かれていて、3つのグナとは、サットバ(純質)・ラジャス(激質)、タマス(鈍質)のこと。人間もそれぞれこの3つがバランスを取っているのだけど、私たちって「タマス」だよねって。タマスはどんな性質かと言うと、濁っている、思い込み、怠慢、怠惰、睡眠、怠慢、迷想、無活動とかで、つまり怠け者で動かない、笑。ヨガ仲間にもずーっと動いてるみたいな人もいて、すごいなぁとは思うんだけど、私たちはのんびりごろごろしてたいよねって、笑。一人一人の中でもこの3つでバランスを取っているように、人類全体としてもタマスな人がいて、ラジャスな人がいて、色々な人がいてバランスが取れているのよね。それからその人の一生の間でも、子供の時はタマスよりだけど、歳をとるに連れてその性質も変化していくみたい。だから、どれが良いとか悪いとかではなく、バランスが取れているかってことが大事。このバランスが崩れる事によって個人で言えば体調を壊したり、人類的には戦争したりするのかな。

5年ぶりに話をしても、近況報告みたいな、世間話みたいなのがほとんどなく、話した内容と言えば、人ってこう言う風にできているみたいな話ばかり。子供のお迎えまでの3時間なんてあっという間に過ぎてしまい、ハグしてお別れ。そういえばヨガの話もほとんどしなかった。こう言うお互い言いたいこと言ってサクッとバイバイできる友達って貴重だな。次会うのが5年後かも知れなくっても、「じゃ、また!」って明日会える友達みたいに別れた爽快感。

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