またまたヨガで気づいた事

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先日激しい胃痛に見舞われた。人生で胃薬は飲んだことないので、胃腸は弱くないと思う。たまにキリキリする事があっても大抵は寝たら治るので、あまり気にしない。ところが夜お腹が痛くて眠れず、うとうとしては胃の痛みをなんとか呼吸で逃し、細切れで眠った感じ。それでもすぐ治るだろうと放置していたら3日くらい続いた。まともにご飯も食べられないのに家族のご飯は作らねばならず、かなーり適当ご飯で我慢してもらう。これはまずいかもと思い、5日たっても快方に向かわなければ病院に行こうかなと考え始めていた。すると、4日目くらいには胃痛がほとんどなくなり、その代わり頭痛と肩こりに襲われた。原因を考えてみると、私より2日前くらいに息子が嘔吐した。それはすごい勢いでほとんど噛まずにトンカツを盛り盛り食べたせいだと思ったけれど、その後処理をしたのでもしかしたらウイルス性の何かかで伝染したのかももしれない。でも、息子は吐いた事以外は全く普段どうりに元気いっぱいだった。そして、私は5日くらいだるくて最低限の家事しか出来ず、ほとんどソファで横になっていた。それでも5日で通常モードに戻れたので、休んでいたヨガのレッスンに行った。その日は一番ハードなクラスで、病み上がりで普段通りには動けません宣言をしておいた。だって、もっと頑張れとか言われても、力が入らないし、頑張りすぎると体に無理がかかる気がしたから。すると先生が心配して聞いてきたので、胃の調子が悪く体調を崩した事を伝えた。そしてレッスンの前に一言あった、そこではっとした事があったのだ。

先生は中医学も学んでいて、年齢的な事や、内臓の調子が悪くなると肩こりする話などをしてくれた。まさに、胃痛から始まって肩こり、頭痛に繋がったので、体は連動しているなーと思った。そして胃に負担がかかる事について、食べ過ぎをせず質の良い食べ物を食べることも言っていた。あ、胃痛が始まった日、まさに食べ過ぎていた!外食した中華のお店の量が多く、子供たちには「多かったら残していいよ、無理しないで」と声をかけていたのに、あまりにも残した量が多かった事がなんとなくお店に申し訳なく、自分の分でもお腹いっぱいなのに、子供の分まで食べた。全部は食べないけど、まずいのではなく、量が多いので少し残ってしまいました感を出そうとしたのだ。良く良く考えてみたら、自分の食べたいものでも無いし、お腹も空いていない状態で、ただ、ただ、胃に流し込んだのよね。それは完全に自分をいじめている行為だった。その事にはっとした。そしてダーッと子供が生まれてからと言うもの、自分の食べたいものをきちんと食べていない事に気づいた。妊娠中の辛いものやカフェイン断ちに始まり、外食の時は子供が食べられるお店、パパが満足できるお店、最後に自分も嫌じゃないお店を選んできた。家で作るときも、子供それぞれ好みが違うので、二人が好きなものが一品は食卓に並んでいるか、パパが満足する量なのかばかり気にしていた。ああー、自分の食べたい物を聞いてあげてなかったー。そこで、自分に問い直す。今何が食べたいか。何を欲しているのか。

考えた結果新鮮野菜を食べたいなと思い、最近足が遠のいていた産直野菜のお店へ行く。朝食に出したイチゴをすごく美味しく感じた事も思いだし、大量に購入。食べ過ぎは良く無いけれど、果物が大好きなのに、なんとなく子供達にあげたくて、勝手に我慢していた気がする。そして子供たちが嫌いだけど、大人は好きなナス、フレッシュなベビーリーフなど、自分が食べたいかを基準に買い物をした。こんな当たり前のことを、何故何年も我慢していたのだろう。でも、気づけて良かった。家族のことを大切に思うのと同じくらいに自分も大切にしよう。そうしよう。

↓これは、タイで出家した日本人僧侶の話。ほんと、気づいているかいないかで世の中が変わる。読み物として面白かったので。

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