小1で400m泳げるように

子育て

もうすぐ2年生の春休み、いつものように北海道の祖父母宅からプールへ。幼稚園でプールを習い始めた4歳息子は、早くプールに行きたくて、オープンは12時だと言うのに、朝から何度もソワソワ、早く行こうよ…と。早めにお昼ごはんを食べてオープンめがけていざ出発!

水深80cmの子供用プールは、半分がレッスンで使われていて狭くなっていた。そこで男の子とおばあちゃんがプールで遊んでいた。誰とでも仲良くなる息子、「おともだちがいるー」とどんどん絡んですぐ鬼ごっこを始めた。これはいい運動になると、ほくそ笑む。有り余っているエネルギーを発散しておくれ!

人見知りの娘も弟が一緒だと仲間に入りやすく、男の子は娘と同じ学年だと判明し、3人でワイワイやっていて楽しそう。でも、この狭さじゃ泳ぎの練習にならないなと思い、大人用のプールに入っていいのか係の人に聞いてみた。水深120cmなので一人だと145cmからで、保護者が付いていれば泳いで構わないとのこと。娘に聞いて試してみる。身長125cm の娘は、つま先立ちでギリギリ、笑。プールの、ヘリも高くて滑ったりする。パニックになればすぐ溺れそうだなと思ったものの、娘は意外に平気なようで、25m泳ぎ切った。ほー、やるじゃん。久しぶりだから泳げなくなってるかと思いきや、ちゃんと覚えてるんだね…

一度子供用のプールに戻りまた遊ぶ。しばらくすると今度は娘から、大人用プールで練習すると言い出した、珍しい。やらされてる感が出るととことんやる気が出ないので、あまり練習、練習言わないように我慢しているのだけど、せっかく泳げるようになったのに、忘れちゃうんじゃないかと親としては思っちゃう、我慢、我慢。自分からやると言った時の娘は強い。以前に子供用の15mプールを何回も何回もターンして出した記録、212mを更新したいと。25mプールなので4往復を目標にスタート!あ、途中で気づいた私。4往復じゃ記録更新できない…12m足りない。慌てて、ターンの時に「あと2回!」とか伝えようと声をかけたのだけど、良く聞こえないのか、一瞬動きが止まる、これはいかん。泳ぎに集中させなければ。そこで、「いいよ、できるとこまで!」「頑張って!」ととにかく出来るどこまでやらせる作戦。

これが功を奏したのか、25mを16回と少し泳いだ!娘の後ろを平泳ぎで付いていきながら、ターンをするたんびに指を折って数えた。でも、指を折ると平泳ぎしにくい、笑。途中で何回だったか分からなくなりそう。下手に今何メートルか計算すると、何回目のターンか忘れちゃうのだ。せっかく頑張っている娘の記録が分からなくなったら申し訳無いので、何回ターンしたかを数えるのに専念。力尽きて泳ぎを終えた瞬間は何メートル泳いだのか分からず、水からあがって娘と計算、わぁー、400m超えてる!!と大喜び。

周りで練習している人たちからも「すごいね!」とかけてもらうも、照れ屋の娘は無反応。愛想よくしてほしいけど、ホント恥ずかしがり屋なので仕方ない。帰り際に監視員からも、もうあがるの?お疲れ様と声をかけられる、無反応、笑。小さい子供が頑張ってるのを周囲の大人が褒めてくれる、これも田舎ならではの良さだなぁと嬉しくなる。娘に代わってママがご挨拶しておくよ!

ロッカーで着替えているとき、頑張ったねと褒めると、でもすぐには出来ないから…弟のようになんでもすぐ出来るようになりたいと。ウサギと亀みたいに遅くても努力出来る素晴らしさを普段から説いているものの、すぐになんでもできる子に憧れているらしい。そうか、そうか、でも、今日はほんとに頑張る姿勢に感動したよ!

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