【子連れケアンズ旅行記④】グリーン島予約でトラブル発生!?

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ケアンズには世界遺産が2つある。1つはキュランダの熱帯雨林、そしてもう1つがグレートバリアリーフ。聞くだけで誰もが青く澄んだ海の映像がバーンと浮かんじゃう、きれいな海の代名詞、ダイバー憧れの地。

島好きの我が家、色んな島を検討した結果、子連れでダイビングやヨットはキツイかなと思い、近くて行きやすく日本人に一番メジャーな(普段はそういう所避けがちたけど)グリーン島のツアーに決めた。そして天気の良い日を選んで現地で申し込むことに。      
ツアーには大抵、船の往復チケットとスノーケルかグラスボートツアー(足元に窓がついていて海中が覗ける)がついて大人ひとり$100(約一万円)くらい。子供は半額、3歳以下無料。まだ子供が小さいのでスノーケルは難しいかなぁとグラスボートを選ぶつもりでいた。 

明日天気が良いので行こうかとなった日に突然、「俺、半潜水艦に乗りたい」と夫が言った。え?なにそれ。半潜水艦ってグラスボートと何が違うの?それはおいくらなんでしょうか???(余計にお金かけなくてもグラスボートでいいじゃんと思う私)
慌てて調べたところ、グラスボートは下が見えるのに比べ、半潜水艦は左右の窓から海の中が見えるので、より海中に居る体験が出来るとのこと。うーん、そうか、あんまり変わらない気もするけど…で、半潜水艦をオプションで付けられるツアーが見当たらなく、やっと見つけたら予約できるのが3日後とか…
もっと早く言えよ、調べておけよ…はこころの声。
やっと宿にあった英語のパンフからサイトに飛んで、$30プラスすれば(みんなで$75も高くなるがケチケチばかりじゃ楽しめない)明日の予約可能、グラスボートは大差無い気がするので、出来ないかも知れないけど、スノーケル付で申し込む。(これが結果オーライ、凄く楽しめた)

ふぅ〜、英語でも何とかなるもんね。オンラインで支払いも済、予約確認書がメールで送られてきて、夫が人数の間違いに気付いた。大人が1名になってる…え?私間違えちゃった??慌てて申し込んだページを見るときちんと大人2名になってる、値段も再計算したけど、大人2名、子供1名、幼児1名(無料)になってる。ふぅ~(ため息増える)、私の間違いじゃない。夫が念の為確認のメールを送ると、暫くして電話がかかってきた。(夫は電話が鳴っても出ない、英会話に自身がない為と思われる)するとメッセージが残されていた。ベラベラベラーのベラベラベラー。さっぱり何言ってるか分からない、笑うしかない。Google翻訳さんにお願いしてもよくわからない。何か話が食い違ってるかも…向こうは半潜水艦の予約が3人なので、幼児はその時どこに居るのか?幼児の予約が必要
なら電話してと言ってる気がする。
そりゃ幼児ひとり置いていくわけ無いし、そもそも幼児は無料なので、潜水艦のオプションを付けられなかった。たぶんこちらのミスではなく、サイトの仕様の問題か人的ミスと思われる。とにかく全部4人分と伝えたいのだけど、電話で英会話する自身のない夫はあくまでメールで返す。そしてツアーは明日朝8時からなので7時過ぎには宿を出たいのに、ツアー会社は7時オープン。大丈夫と信じて出発しよう!今日はもう寝よう…

そして翌朝、出発直前にメールで返信が来て、予約の取り直しをしてくれて、半潜水艦ツアーの時刻変更はあったものの、無事4人で参加出来ることに。はぁー、ドキドキした。英語もっとやっとけば良かった…(いつも思うけど、喉元過ぎればで結局やらないのよね)

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乗った船BIG CAT

グリーン島までの船は揺れるので酔いやすいとのことで、3歳から飲める薬を持参し、みんなでいちご味という苦い薬を服用。船に乗り込むとまずコーヒーを貰い、次にスノーケルギア一式借りるのだけど、みんなのフィンのサイズを合わせたり、デポジットの$10を払ったり、ライフジャケットを借りて2階席に落ちついたら、あれ?スノーケル借り忘れた…いや、それ一番肝心なやつ…もう一回借りに行く。へとへと。やっと落ち着いたらコーヒーを下げられそうになって(揺れて落ちてカップが割れないように出航前に下げに来ます)まだ飲んでないと言うと、置いていってくれた、夫は主張しなかったので下げられた。
やっと船は出て、薬のおかげが船酔いもせず一時間強の船旅を楽しむ。途中アナウンスがあって乗客がザワザワしたのでそちらを見ると、鯨の潮吹き!えー、鯨見れるなんて感激!!そして、少し遅れて島についてそのまま待機で、半潜水艦へ。

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半潜水艦♪イエローサブマリン口ずさむ〜


これが良かった!夫よ、イチャモンつけてごめん。魚の群れが見えては興奮し、亀、亀と叫び、極めつけは鮫!娘が絶叫して喜んでました。息子も鮫居るかな〜と楽しみにしていたけど、私、鮫は見れないと思っていたので、そうだね~(見れないと言うと夢を壊すから敢えて触れない)と適当に流していたけど、まさかの見れた!カッコイイと息子も満足げ。

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これは魚の群れ

次はいよいよ島に上陸、まずは島に向かって右側の浜辺で持参のホットドッグで腹ごしらえ。ギャ~っと娘が叫ぶ。見るとソーセージが落ちて砂まみれ。鳥にやられた。分かっていて注意していたのに、ぼーっとしていてやられてしまうのが娘。その後は立って食べ、鳥を追い払う娘。息子はその後怖がって鳥が来るたびに「ママー!(追い払って)」と叫ぶ、笑える。ここだけでなく、何処に行っても鳥に遭遇する。しかも結構大きかったり、日本では見ない貴重な鳥たち。しかし、何を隠そう私も鳥嫌い…息子の前では平気な振りをしているけれど(そうしないともっと怖がってしまうから)、叫びたいのはこっち。

腹ごしらえが済んだら、スノーケリング!海は遠浅なので子供でも平気そう。スノーケル、フィン、ライフジャケットを付けたら、いっちょ前に泳げそうだけど、3歳児はうまく使えませんでした。でもライフジャケットのお陰で、足が付かなくてもプカプカ浮いていられて、本人は「ぼく泳げるよ、見ててー」と得意げ、笑える。
娘はすぐに慣れて、「あ、魚!」「あ、ヒトデ!」と海の中を楽しんでいる。少し遠くまで娘と手を繋いで泳ぎながら、目の良い娘が魚を見つけてくれる。なんと幸せな時間。独身時代ハワイの海でスノーケルしたことを思い出した。私は海が大好きなので、陸より自由なくらいだけど、子供と一緒に出来るなんて、大きくなったなぁ…しみじみ。

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手を繋いでるとはぐれなくて良い


そこから桟橋を挟んで反対側のビーチへ行き、その奥でまたスノーケリングを楽しんだ。こちらのほうが大きめの魚がいたりして良いポイントだったかも。午後になってしまったけど、船のアナウンスでは朝がおすすめと言ってました。子どもたちは海藻拾いに夢中になっているので、大人は交代でスノーケルを楽しむことが出来た!浜から海を眺めるのと、海の中を覗くのは大違いで、そこには神秘的な新しい世界が広がっている。やったことない人はぜひやってみてほしい。魚を追いかけて泳いだり、珊瑚の観察したり、私は入り込んでしまう、あぁ楽しい!!

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ただぼーっとするのも良い

そんなことをしているとあっという間に帰りの船の時間。島を一周したり、ワニ園見たりする暇は全然無かったけど、最高に楽しかった!予約トラブルで不安になったり、一瞬険悪になった気持ちは吹っ飛び、穏やかーな気持ちで帰路に着く。遊び尽くした子供たちは船に乗るとありったけのおやつを食べてすぐに爆睡。私もうとうと…

これがグレートバリアリーフかぁ…素敵な所だったなぁ…また来たいなぁ…

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